塚原研究会
〜活動の目的〜
SFCにおけるサステナブルな食環境の実現のため、カフェテリア(レディーバード)と連携して、リターナブルのテイクアウト容器とベジタリアンメニューを導入し、環境負荷低減に関する情報提供を通じて、人々に行動変容を促すことを目指しています。
〜これまでの活動〜
SFCにおけるプラ容器削減および肉食による資源の大量消費(エネルギー、土地、穀物、水)の問題、さらに、SFCにおける、食の選択肢の少なさを背景として、キャンパス内のカフェテリア(レディーバード)とのコラボレーションのもと、新たな食の選択肢を提供し、サステナブルな行動変容を促すプロジェクトです。
2023年のGW明けに、レディーバードにてリターナブル容器の提供を開始(利用者は20円引き)。利用促進のためのポスター掲示/SNS告知/チラシ配り等を行いました。さらに、レディーバードにはベジタリアンメニューがなかったことから、「大豆ミートのビビンバ丼」を開発・提案し、2023年7月から提供を開始。菜食への関心を高めるためのポスター掲示(肉食の環境負荷について)を行いました。
2023/5/8~10/18において、1日あたり平均11食程度のリターナブル容器を用いたテイクアウト弁当を販売しており、現在、テイクアウト購入者のうちリターナブル容器の利用率は約6割で定着しつつあります。テイクアウト容器の返却率はほぼ100%であり、他の先行事例と比べても非常に低い容器のロス率となっています。
〜私たちのこれから〜
“リターナブルのテイクアウト容器の認知度を高め、これまで以上に選択されるよう行動変容を促していきます。”