ごみ分別率と資源化率の向上プロジェクト

塚原研究会

〜活動の目的〜


ごみ箱の配置や分別の種類、表示方法などを工夫することによって、ごみ分別率と資源化率を向上させることを目指しています。

〜これまでの活動〜

 SFC内での廃棄物発生量、廃棄物再利用率が低水準(2~3割程度)であることや、海洋プラスチック問題やプラスチック資源化の重要性が高まっていることを背景として、SFC内のごみ箱を刷新することにより、分別率と資源化率の向上を目指すプロジェクトです。
 2023年GW前までは、SFCに設置されているごみ箱では、「一般ごみ専用」と「缶・瓶・PETボトル」の2つにしか分別が行われておらず、産業廃棄物であるプラスチックの分別が不十分であったり、缶・瓶・ペットボトルは集積場にて作業員の方が分別するなど、ごみを排出する一人一人の意識が低い状況にありました。そこで、ごみ箱の配置や分別の種類、表示方法などを工夫することによって分別率を向上させ、効率的な資源化が行えるようにするため、2023年GW明けに既存のごみ箱に新たなラベルを付し、利用者アンケートを経て改善、さらに、2023年11月には事務棟・研究室棟へ「ごみ・資源収集ステーション」を設置し、詳細な分別表も作成・掲示しました。同ステーションでは、新たなリサイクル品目として「古紙回収」を実施。ペットボトルもキャップとラベルを取り除く3分別を推奨し、ペットtoペットのリサイクルが出来る水準までの分別率向上を目指しています。また、並行して、定期的に、分別状況を定期的に観測するための「ごみ質調査」を行っています。