一ノ瀬友博研究会
〜活動の目的〜
SFCでの生物調査と管理作業を通じて地域の生物多様性向上に貢献することを目指しています。
〜これまでの活動〜
本プロジェクトは、管理が放棄され、生物多様性が悪化していた看護ビオトープの管理を引き継ぐ形で2015年に始まりました。2022年からは総環キャンパスも活動領域に加え、それに伴いプロジェクト名を看護ビオトーププロジェクトから現在のものに変更しました。
植物、昆虫、水生生物、哺乳類、鳥類の5分類の生物調査を行っており、これまでに多数の種の生息が確認されており、うち植物以外の4分類で遠藤笹窪谷地域における藤沢市による調査よりも多くの種が確認されています。
ビオトープの管理作業では、主にセイタカアワダチソウとオオブタクサを対象に外来種の駆除をしています。特にオオブタクサは2022年時点で管理作業開始前の十分の一以下まで数を減らししました。また、間伐を行ってよりよい環境の維持に努めています。
これらの活動を通じて、地域の生物多様性向上に貢献することを目指しています。
〜私たちのこれから〜
“これまで通りの調査と管理を継続していくためのマニュアルや調査用の図鑑を作成し、年月が経ってメンバーが入れ替わった後も円滑に活動が続けられるような体制づくりを目指しています。
また、対外的な活動のアピール強化を目指して、外部の方向けに生息する生物を紹介する図鑑を作成を計画しています。
加えて、同じ一ノ瀬研の獣害対策プロジェクトや遠藤笹窪谷公園と協力した活動をしたいと考えており、地域との連携も目指しています。”